
ワタリガニをおいしく焼くための基本
ワタリガニを焼いて楽しむときは、まず鮮度の良いものを選ぶことが大切です。甲羅が硬く、持ったときにずっしりと重みを感じるものを選ぶと、身入りがよく甘みも感じやすくなります。買ってきたら軽く流水で洗い、水気をしっかり拭き取っておきましょう。ここでは自宅でも失敗しにくい下処理と焼き方の流れを、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。
下処理と下味の付け方
下処理では、さばかずにそのまま焼いても良いですが、食べやすさを優先するなら半分に割っておくと便利です。キッチンバサミで甲羅の端を少し切り落としておくと、焼き上がりに味がしみ込みやすくなります。塩を軽く振り、日本酒を少量なじませて数分おくと、臭みが和らぎ風味もアップします。シンプルな味付けでも、素材の甘さがしっかり引き立ちます。
焼き方のコツとアレンジ
焼くときは、中火のグリルか魚焼きグリルを使い、甲羅を下にしてじっくり焼きます。身の表面がふっくら白くなり、味噌がグツグツしてきたら食べ頃です。焼きすぎると身が固くなるので、様子を見ながら火加減を調整してください。仕上げに少量の醤油をたらすと香ばしさが増し、ご飯にもお酒にも合う一品になります。
シンプルにそのまま食べるのはもちろん、ほぐした身をパスタやチャーハンに加えると、家庭でも贅沢な海鮮メニューになります。焼いた殻で簡単な出汁を取れば、味噌汁やスープもより深い味わいになりますので、ぜひ最後まで無駄なく楽しんでください。
